ニューヨーク オートショーで、「ボクスター」のトップモデルとなる「ボクスタースパイダー」を公開しました。今回、英国国営放送BBCの人気番組「トップギア」のウェブサイトからその詳細が報告されています。
2シーターオープンなのにスパイダー
「ボクスター」と言えば2シーターオープン。なのにあえて「スパイダー」という屋根なしモデルに付く言葉を重ねていることに違和感を持たれるかもしれませんが、通常の「ボクスター」は便利な電動ルーフ。
それに対して「スパイダー」は手動で開閉するファブリックルーフへと変更されています。もちろん走行中に開閉することはできないので利便性ということに関しては非常に悪い。
つまり、「スパイダー」はオープンが前提となる2シーター、ハイパフォーマンスと無駄を排したスタイルということが異なります。マツダの「ロードスター」やホンダの「S660」にも通じますね。そう言えば、ヘッドレストからリアにかけて伸びる2つの膨らみも似て見えます。
スパイダーは最強のボクスター
1315㎏の軽量ボディに搭載されるのは、「ケイマンGT4」にも採用される3.8リッター水平対向6気筒エンジン。最高出力276kW(375ps)、6段MTのみの設定となっています。そして、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度290km/h、燃費はおよそ10.1km/ℓというスペック。
「ボクスターGTS」に対しても出力は45ps向上、0-100km/h加速は0.5秒速く、最高速度も9km/hアップして290㎞/h。スポーツサスペンションを装着して車高を20mmローダウン。ブレーキは「911カレラ」に採用されているものが採用されています。
「ボクスター スパイダー」は日本でも予約が開始されており、。税込価格は1012万円で、ハンドルは左右ともに用意されています。これにはエアコンなどが含まれておりませんのでご注意下さい。
参照元:TopGear