紙飛行機を空高く長時間飛ばしてみたい人は是非この先を読み進めてください。イスラエル発、自作の紙飛行機をスマホで制御できるようにする改造キット『POWERUP 4.0』の先行販売プロジェクトが9月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で立ち上がりました。
スマホを上手く傾ければ、1分以上空高く舞い続ける。
『POWERUP 4.0』は紙飛行機を通常通り折ったところで、中央の折り目に沿うように取り付けます。モジュールにはクリップが付いているので、接着剤は不要です。モジュールの前方に搭載されたフライトコンピューター(FC)、後方に設けられたツインモーターとツインプロペラが紙飛行機らしからぬ安定飛行と高い推進力を実現しました。
19グラムと軽量の改造キットを装着した紙飛行機はスマホにインストールした専用アプリで操作します。アプリ上でプロペラを回してから紙飛行機を投げると、FCとジャイロ・加速度センサーが急降下や空中失速を防ぎながら、ツインモーターによって空を力強く進みます。スマホを上手に傾ければ、1分以上空高く舞い続けます。見ていてワクワクすること間違いなしです。
プロジェクトは約6800万円を調達する盛況ぶり。
折り紙だけでなく、厚紙や木材(バルサ材)にも取り付け可能な『POWERUP 4.0』の先行販売プロジェクトは9月下旬現在、7200人から63万ドル(約6800万円)を調達しています。折り方や素材が微妙な紙飛行機もそれなりに空を安定して飛ばせる改造キットに興味がある人はプロジェクトページを訪問してみてはどうでしょう。プロジェクトは11月1日に締め切られる予定です。
参照元:KICKSTARTER
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