三菱自動車が技術力をアピールすべく2000年に製造・販売した国内最高級車プラウディアをご存じだろうか。全長5メートルの威風堂々としたボディと広大な室内を持ち公用車としても使用された超高級車である。
元々生産台数の少なかったはプラウディアは時期的に三菱自動車の問題等と重なり総生産台数は1228台にとどまり、2001年に生産を終了。希少価値の高さから「幻の車」と言われるほどで、わずか1年足らずでその歴史を終えてしまった。
そのプラウディアが2012年幻から彗星のごとく復活する。日産自動車と提携で実現した日産「フーガ」のOEM供給車がプラウディアとして 2012年夏販売されることが決定したのだ。プラウディアの復活は約11年ぶりとなる。2012年夏かあ・・とトオイメをした皆さん、実はもう2012年夏はすぐそこなのだ。
プラウディアは「天然記念物」や「幻の車」、「製造期間最短王」などありがたくない称号を与えられていた。しかし元々 プラウディアとは誇りを意味する「PROUD」と、三菱の菱を意味する「DIA」を合わせた造語である。 2012年、鋼の脚をもったニュー・プラウディアがプライドを持ってその汚名を返上する。
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