中東有数の国際空港からエーゲ海沿岸の古代遺跡最寄りの空港までノンストップで行けるようになりました。カタール航空は5月、ドーハとトルコ西部のイズミールを結ぶ直行便を週3往復で開設しました。使用機種は2クラス144席のエアバスA320型機です。
イズミールでの腹ごしらえはエーゲ海で採れた魚介類を。
カタール航空のドーハ=イズミール直行便開設により、トルコを代表する商業の中心地に向かう選択肢が増えることになりました。東京(羽田と成田空港)からカタール航空便を乗り継いだ場合、エーゲ海に続く入り江に面したイズミールまでの旅行時間は最短で17時間39分(ドーハでの乗り継ぎ時間は1時間)です。
ビジネス目的でイズミールを訪れたなら、エーゲ海で採れた魚介類が味わえるレストランで腹ごしらえをしましょう。見つけるのにそう苦労はしないはず。お土産を買うのであれば、クズララース・ハヌという名のバザールがオススメです。
古代都市では紀元前にタイムスリップしたような感覚が。
イズミールは古代以来、重要な港湾都市としてあり続けてきました。数十キロ南に行くと、2015年に世界文化遺産に登録された古代都市エフェスがあります。はるか昔に建てられた図書館、教会、神殿、劇場、住宅が現在も残っており、紀元前にタイムスリップしたような感覚を味わえるでしょう。
カタール航空のトルコネットワークは6月時点でイスタンブール、アダナ、アンカラ、ボドルム、アンタルヤ、イズミールの6都市。このうちボドルムとアンタルヤへのフライトは季節運航便となります。
参照元:QATARAIRWAYS
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