中東カタールと世界各地を結ぶ航空会社が新たに直行便を飛ばすのは、南東欧に位置するボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボです。カタール航空は10月31日からドーハのハマド国際空港とサラエボ空港を結ぶ直行便を開設します。
歴史的に有名なサラエボ行きの選択肢が充実。
東欧への進出に熱心なカタール航空は8月下旬からドーハ=プラハ、キエフ直行便を開設します。チェコとウクライナの首都に次いで、カタール航空のネットワークに加わるサラエボは歴史的に有名な都市です。サラエボ事件(1914年)、サラエボ包囲戦(92~96年)で世界的に知られる都市には、バシュチャルシヤ(オスマン帝国の時代に作られた市場)などの観光名所があります。
8月下旬現在、日本から飛行機でボスニア・ヘルツェゴビナの首都へ行くには、まず日本に乗り入れているオーストリア航空、ルフトハンザドイツ航空、ターキッシュエアラインズの拠点空港などへ向かう必要があります。カタール航空がドーハ=サラエボ線を開設することで、サラエボ行きの選択肢はより一層充実します。
フライト時間は5~6時間、使用機材はA320。
カタール航空はドーハ=サラエボ線を週4往復(火・水・金・日)運航します。フライトスケジュールは次の通り。ドーハを6時40分に出発し、10時40分に到着。サラエボを11時40分に出発し、18時55分に到着します。フライト時間は片道5~6時間。機材は2クラス144席のエアバスA320型機を使用します。
参照元:qatarairways
この記事をシェア