アメリカの有名自動車雑誌「モーター・トレンド」誌が選ぶ「2014年トラック・オブ・ザ・イヤー」を発表した。アメリカ人が大好きなピックアップトラックのナンバーワンに選ばれたのは、クライスラーグループのラムが製造する「Ram 1500 (ラム1500)」だ。
Ram 1500はクライスラーグループの主力大型ピックアアップトラックで、2013年モデルでは、アイドリングストップや8速AT採用の効果で、燃費性能を向上させた3.6リットルV型6気筒ガソリンエンジンを新搭載。最大出力は305ps、最大トルクは37.2kgmと、従来比でそれぞれ42%、13%引き上げられている。
ちなみに、北米カーオブザイヤーの「2014北米トラックオブザイヤー」は、GMの新型シボレー「シルバラード」が受賞している。Ram 1500のライバル車だ。そして「ラム1500」はフルモデルチェンジを受ける。発表はデトロイトモーターショーの予定だ。
モータートレンド誌では、2014年型になる次期Ram 1500についても触れており、一番注目される内容は軽量化による燃費性能の向上にある。また、次期「F-150」のパワートレインについて、「2.7エコブーストに10速ATを組み合わせる」とされており、フォード自慢のエコブーストと軽量ボディが、次期型のハイライトになりそうであり、モータートレンド誌でもその優秀性を説いている。アメリカも変わったものである。
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