新人歓迎会の春が終われば、じきにビアガーデンの夏がやってくる。ビールを飲む機会が増えてくるかもしれないが、普段飲むのは”ストレートな”ビールの味だろう。しかしながら、”変化球”のビールを味わってみたいと思う人もいるはずだ。例えば…チョコレート風味、シトラス風味、ハーブ風味のビールはどうだろう。
米国東部のデラウェア州で酒の醸造などを手がけるDogfishは、自社のウェブサイトで、普通のビールに風味を付けられるボトルの「ランダル・ジュニア(Randall Jr.)」を売り出した。ボトルにチョコレートなどの材料を入れて、ビールを流し込む。10分ほど待てばいいだろう。ボトルからグラスに移し替えて、自分が発明したビールを堪能できる。
ランダル・ジュニア(Randall Jr.)の価格は19.99ドルとなっており、欧州からよく分からない甘いお酒を輸入するよりは安く付く。ただ、大人気だったのか、現在は売り切れ状態で、入手は困難のようだ。自分ブレンドのお酒は、アルコールが苦手な人にとって、お酒を好きになるきっかけづくりになるかもしれないので、日本でも同じようなボトルが販売されれば面白いのだが。
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