潜水艦に乗ったことがあるという人は日本にどれほど居るのだろうか?観光で潜水艦に乗船できる場所はかなり限られている。
潜水艦とは元々軍事目的に開発されたもので、「水面下」と言う言葉があるように人類にとっては海底と言うのは最も目に触れにくい場所。そこに目をつけた軍人たちが潜水艦を作らせたのだ。現在も先進国ではほぼ全ての国が軍事用潜水艦を保有している。
軍事目的でなくても一度でいいから潜水艦に乗って海中を遊覧してみたいもの。 人間の好奇心を形にしたのが自家用潜水艦「EGO」だ。
メインカメラだけになったジオングのような形をしているが、窓の付いている部分が操縦席だ。両側についている耳のような物体は、甲板になっており浮上している際に寝転ぶことができる。潜水するときは、甲板からはしごで操縦席へと降りる。
高さ239センチ、全長335センチで、重要は3500キログラム。最高速度4ノットで約四時間航行可能。又、フル充電には6時間程かかる。
操縦は車の運転とほぼ同じで、簡単に潜水することが可能。後は美しい海を楽しむだけ。前面側面とガラス張りになっているので、映画館に居るような迫力のある海中の風景を楽しむことが出来る。
EGOなら人類が発見したことのなかった発見を見ることができるかも。海に住む魚たちにとっては人間のエゴに映るかもしれないが、それもまた人間の特権なのだ。
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