ここまで価格は下がってきたのかと驚かされる話である。ケンブリッジ大学の教授らが設立した財団「Raspberry Pi Foundation」が開発した名刺サイズのコンピュータ「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」が25ドル、日本国内では3400円前後で発売されるそうだ。
ラズベリーパイ(Raspberry Pi)はクレジットカード大のボード上にARM Coreベースのプロセッサと256MBのメモリを搭載し、USB2.0などのインターフェイスなども備えておりLinuxによるプログラミングが可能なれっきとしたコンピュータ。
もちろん実際に使うには別途ディスプレイやキーボードを接続して使うことになるが、クレジットカード大のコンピュータで一般的なコンピュータが行う表計算やゲームまでできてしまう上に、この価格である。
垣根が高いと自作のコンピュータに手を出せなかった人も、3400円でコンピュータが手に入るならそれも可能になるかもしれない。
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