自転車最高峰ロードレース、ツールド・フランス開催まで1ヵ月を切った。日本ではあまり馴染みが無いかもしれないが、フランスの人々、いや世界の自転車ロードレースファンが首を長くして待っている大会なのだ。日本で言うと箱根駅伝のようなものだろうか。ツールド・フランスを制した者は自転車ロードレーサーのトップ選手として生涯語り継がれるのである。
ツールド・フランスで1991年から1995年にかけて5連覇を達成したのが、スペイン人ロードレーサー「ミゲル・インデュライン」だ。彼は走り、人間性とも紳士的で現在も好意的にメディアに扱われている。一方で1995年から2005年まで前人未到の7連覇を達成した「ランス・アームストロング」は引退後ドーピング問題が持ち上がり、2012年8月にツール7連覇の記録剥奪と自転車競技からの永久追放処分を受ける事となった。
偉大なる自転車ロードレーサーも全く歯が立たないであろう自転車が登場した。「ロケットエンジン搭載自転車」である。このロケットエンジン自転車が世界最速の自転車となるべく、タイムトライアルに挑戦したのだ。ロケットエンジン搭載自転車のロケットは過酸化水素から出る水蒸気で走ると言うもので、凄まじい勢いで走行している。
そしてロケットエンジン搭載自転車は自転車最速記録である263km/hのタイムを弾き出したのだ。その様子を動画確認して欲しい。まさにマイヨジョーヌである。
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