ショルダー・キーボードの復活を賭けて、KORGがこの春、RK-100Sを発売

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5年前、RolandがAX-Synthを発表して、ショルダー・キーボードをリバイバルさせた。だがそれ以来、ミュージックシーンでショルダー・キーボードはやや盛り上がりに欠けていたと言えよう。ところがここに来て、あのKORG (コルグ)が、ショルダー・キーボードの再復活を賭けて新機種を発売するというニュースが入った。モデル名は「RK-100S」。1984年に同社が発売したRK-100をパワーアップさせたものだ。

RK-100Sは、現代にフィットするテクノロジーをふんだんに取り入れている。旧モデルには音源が内蔵されておらず、外部音源を使う必要があったが、このRK-100Sには200種類のアナログ・モデリング音源があらかじめ搭載されている。もちろん、MIDI端子から外部音源をコントロールすることも可能。PCと接続して、音色プログラムをいろいろいじったりすることもできるのだ。

鍵盤は37鍵、少し幅の狭いスリム鍵盤だ。ボディは、ギターを意識した光沢塗装の木製。手にしっくりとなじむ曲面に仕上がっているらしい。全体の形は人気のあった旧モデルを踏襲しているが、重量は旧モデルより軽い。発売予定日は4月下旬だ。

 

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