「書く」「消す」を何度も繰り返せる上、クラウドにつなげることもできるスマートノートの新作が登場しました。米国発、「Rocketbook Axis」の商品化プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
簡単に取り外せるページパックは全11種類
「Rocketbook Axis」はページパック、耐久性とデザイン性を高めるハードカバー、PILOTのフリクションペン、書いた文字を少量の水で消す際に使うマイクロファイバータオルからなります。過去のRocketbookのスマートノートとの大きな違いはハードカバーとその表面に設けられたゴムバンド付きペン入れです。ペンを失くす可能性がグッと低くなります。
ページパックは取り外してカスタマイズできるように、ハードカバーとページパックの両方に強力な磁石が内蔵されています。デフォルトはオーソドックスな横罫/ドット方眼のコンボですが、他に10種類(無地・会議用メモ帳・スケジュール帳など)が用意されているので、自分に合うスマートノートがきっと見つかるはずです。会社と家でページパックを使い分けても良いでしょう。
クラウドへの保存・クラウドでの検索は容易
新しいノートを買わずに済むかもしれない「Rocketbook Axis」の使い方ですが、ハードカバーを開き、ページパックのページにフリクションペンで文字や絵などを書きます。書いたものはアプリでスキャンし、クラウドに高品質で保存できます。タイトルバーに文字を書いてスキャンすると、バーに書いた文字がファイル名になり、自分が書いたものをクラウドから簡単に見つけられます。
日本でも愛用者が多いスマートノートの新作は3900人以上から48万ドル(約5200万円)以上を調達しました。ノートの魅力に加え、過去のプロジェクト成功歴、Amazonでの人気ぶりもプロジェクト成立の要因と考えられます。配送が11月というのは遅いと思われるかもしれませんが、成功体験に基づき、生産や発送にかかる時間を十分計算しているものとみられます。
参照元:KICKSTATER