自動車運転免許を取得するときは、普通は自動車学校に通います。仕業点検から始まって、エンジンのかけ方、ブレーキのかけ方、直進、S字クランク、縦列駐車などの基本的な技能を教え込まれます。教習所の先生は結構嫌みな人が多くて、今風に言えばむかつくこともありました。最後は外に出て、公道を走行できることを確認して卒業です。
つまり、教習所で習うことは、ごく普通の運転です。模範的な安全運転の仕方しか習っていないのです。私たちは道路で起きる予想外の出来事を何も知らずに自動車の運転をしてきたのです。
しかし、運転免許を取得してしばらくすると、教習科目に不足しているものがあることに気付きます。それは、現実に道路で起こっていることに対するトラブル対処法です。道路には、熊、酔っぱらい、興奮した男、犬のカップル、牛の大群などなど想定外のものが出没するのです。あらゆるトラブルが道路では起きています。その対処法は自ら身に付ける必要がありそうです。
ビジネスの現場でも想定外のトラブルは付きものです。その対処法は自らの経験と現場における勘に頼るしかないのです。ひょっとしたら野生の勘を持つ男が最も強いのかもしれないとこのビデオを見て思いました。
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