英国の首都から欧州の観光・リゾート地を訪れたい人の興味を引きそうなニュースをお届けします。欧州最大の格安航空会社(LCC)、ライアンエアーは10月末からロンドン3空港(スタンステッド、ルートン、ガトウィック)を発着する14路線を順次開設します。
スタンステッド発着路線は北欧線も南欧線も充実
ライアンエアーが新設するスタンステッド空港発着7路線のうち、注目すべきは北欧フィンランドの首都ヘルシンキ線の開設、スウェーデンの首都ストックホルム発着空港の変更(LCC専用のスカブスタ空港から国内最大のアーランダ空港へ)。南欧イタリアのトレビーゾ線とトラパニ線も開設されます。トレビーゾから車で40分の距離には水の都ヴェネツィアがあります。
ロンドン中心部の北北西約50kmに位置するルートン空港からはスペイン・カナリア諸島2路線を含む6路線が開設されます。イタリアのナポリ線とアイルランドのシャノン線は通年運航、フランスのグルノーブル線とイタリアのトリノ線は季節運航路線になる予定です。ちなみにルートン空港やスタンステッド空港は、ヒースロー空港と違い、日本直行便は発着していません。
ガトウィックからはマラガ直行便が運航開始へ
ライアンエアーはロンドン中心部の南45kmに位置するガトウィック空港とスペイン有数の観光都市マラガを結ぶ直行便も開設します。同路線では複数のLCCと競合しますが、それだけマラガが人気ということでしょう。欧州最大のLCCは日本直行便が発着するアムステルダム、コペンハーゲン、フランクフルト、ローマ、ウィーンなどからもマラガへ直行便を飛ばしています。
参照元:Corporate
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