日本の社会問題のひとつに「放置自転車」があります。駅前に並んでいる放置自転車を見て、ゲンナリしてしまっているのは私だけではないでしょう。しかもその放置自転車は本当に放置されてしまっていて、自治体が移動し処分してしまうケースが多いのだそう。実に勿体無い話です。
放置自転車撲滅の為に立ち上げられたプロジェクトが「Saddle Blossoms Project (サドル・ブロッサム・プロジェクト)」です。放置自転車のサドルに植物を植えて、その美しさと放置自転車の醜さ両方を感じてもらおうと言うプロジェクトで、5月7日に横浜国立大学での第1回が、そして5月20日に千葉大学で第2回が開催されます。
Saddle Blossoms Project (サドル・ブロッサム・プロジェクト)の目的はサドル植物の展示と共に、「COGOO」と言う自転車シェアリングサービスの推進にあります。友人、商業施設、さらには同じマンションの住人などで1つの自転車をシェアする事によって放置自転車を減らすと共に、コストも削減しようと言うサービスです。
サドルに咲く植物を見ながら放置自転車のあり方を再考し、自転車の新しい形をCOGOOを検討する。Saddle Blossoms Project (サドル・ブロッサム・プロジェクト)は新しい自転車の形を考えるプロジェクトなのです。
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