今回は、ロンドンのデザインスタジオOff-Whiteに所属する2人のスタッフが書き上げた「Glyph*」という本について取り上げます。
「Glyph*」は音を合理的に表現している!
まず、古代文明の文字が記号で構成されている様に、キーボードにある記号も現代文明をミニマルに象徴しています。
ただ、何とな~く不思議に感じてしまったのは、スラッシュとスラントはちゃんと区別しているのに、ハッシュとシャープは同一視しているんですよね。アナタはお気づきでしたか?
また、ハッシュに関しては思っていたよりも歴史が古く、パソコンで使われる様になったのがほぼIRCが始まりで、間違ってもツイッターが起源ではない!ということを再認識して頂けると幸甚に存じます。
なお、マニキュールの語源はやはり手に関係しておりましたが、そうなるとマニキュアもマニキュールと同じ語源なのかもしれませんよ。
ちなみに、ヘデラについてもっと詳しく知りたかったので早速ググってみたものの、観葉植物ばっかりヒットしちゃうのでモヤモヤが残っておりますが、代わりにシンジラレネーションマークが実在したことが分かったので、ある意味スッキリですね。
そして最後に、半世紀以上も前に設計され未だに定番となっているラテン文字のセリフ書体「Palatino」にも感嘆修辞疑問符があったという事実に、つい腰を抜かしてしまいました。
参照元:WIRED
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