毎年11月に開催されるロサンゼルスモーターショー。プレスデーでは「LAデザインチャレンジ」と言うデザインチャレンジが、毎年異なるテーマで開催されています。2012年は「2025年のハイウェイパトロールカー」をテーマに世界の自動車メーカーがそのデザイン力を競いました。
参加したのはスバル、BMW、HONDA、GM、メルセデスベンツ、ダイムラーの6社。この名だたる自動車メーカーの中から最優秀作品に選ばれたのが、スバルがデザインしたコンセプトカー「シャーク(SHARC)」です。パッと見ミニ四駆のようですが、人間が乗車する事は出来ません。取り付けられた自動運転システム「EyeSight 3D」で、自動運転します。
EyeSight 3Dから送られてくる情報は、警察官の専用ゴーグルへと送られます。警察官が違法車両を発見した場合、腕に取り付けた専用コントローラーで方向を指示する事で、シャーク(SHARC)を操作する事が出来ます。さらに違法車両の運転手が船で逃走した場合はホバークラフトに変形し海まで追跡する事が出来ます。マシンXもスーパーZをも超える水陸両用の最強警察車両と言えるでしょう。
製造される予定は現在のところありませんが、実際に製造・配備されたら犯罪は格段に減りそうです。「やっぱりスバルがナンバーワン!」と評価されたこのシャーク(SHARC)。実戦配備は嬉しいような怖いような・・。
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