スーパーカーなんて無かった時代のマッスルカーってやつです!

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写真のモデルは間違いなければ、「1967年型シェルビー・ムスタング(Shelby Mustang)」。7.0Lで最高出力が355馬力/5400rpmのV8エンジンを与えられた。そのためトランスミッションも「Toploader」というフォード製の強化タイプが装備されたもの。実にアメリカを象徴するようなマッスルカーである。

ちなみに「シェルビー」はフォードのチューナーであった「キャロル・シェルビー」の事であり、過去にシェルビーがフォードからの依頼でフォード・マスタングをベースにレースカー、ロードカーとして改良、販売したこともある。現在では「シェルビー」はマスタングをベースにした特定車種を指す総称で、モデルの正式名称ではない。

そんな1967年型シェルビー・ムスタング(Shelby Mustang)がガムボール3000に参加したのだ。ガムボール3000とは、時間内にどれだけの距離を走破しなければならないというルールの無い国際ラリー。そのため一般的には車好きの富豪たちによる見せびらかしゲームと考えられていて、スーパーカーや、ハイパワーな高級自動車でこのラリーに参加しスピード違反による罰金、自動車の没収そして事故などにより棄権するものが多い危険なレースとして知られている。日本では、ガムボールよりも映画の「キャノンボール」として知られています。

今年はコペンハーゲンからスタートし、3000マイル(約4800km)離れたモンテカルロまで、約6日間に渡る激しいレースが争われたらしい(?)。世界各国から有数の有名人や富豪たちが、様々なスーパーカーで参加。参加チケットの値段はなんと、およそ500~600万円。もう好きにしてくれという感じだ。ジャッキー・チェン出演の映画「キャノンボール」と言った方が分かりやすいですね。

つまりこのクルマ、1967年型シェルビー・ムスタングでそれに出たというだけの話でした。

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