同名の漫画『新宿スワン』を映画化。人生のどん底にいた白鳥龍彦(綾野剛)は歌舞伎町でスカウトマンになる。「俺がスカウトした女の子は、必ず幸せだって言わせます!」と決め、厳しすぎるサバイバルに挑んでゆく。
底辺からのし上がれ! 歌舞伎町サバイバル!
監督は園子温です。画面の色使い、役者の演技、演出が濃く、「やわな気持ちで映画を見るんじゃねぇ」と言われているようで、見るのに覚悟がいると身構えてしまいます(私だけじゃないはずなんですが……)。この『新宿スワン』にしろ『ヒミズ』にしろ”ギリギリを何とか、とがって生きていく人たちを描いている”という印象があります。
園子温監督の映画は見る人を選ぶような感じがあると思いますが、『新宿スワン』に関してはプロデューサーに『クローズZERO』『ルパン三世』をヒットさせた山本又一朗、脚本に人気放送作家・鈴木おさむを迎えております。園子温監督のクセになる世界観はそのままにエンターテイメントとして楽しめる要素が満載です。
映画『新宿スワン』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ©2015「新宿スワン」製作委員会
公式サイト shinjuku-swan.jp 5月30日(土)TOHOシネマズ新宿ほかにて全国拡大公開!
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