米国発、静かな振動によって気持ちよく目覚めることができるウェアラブル端末「SilentWakeUp」の先行販売プロジェクトが今冬、米クラファンサイト「Kickstarter」で302人から支援を受け、成立しました。
振動のみなら同居家族への気遣いは不要
「SilentWakeUp」は専用アプリで起床時間を設定し、SWUと書かれた親指大のウェアラブル端末を肌に貼り付けて使います。端末は起床時間10分前から静かに振動し出し、着用者を深い眠りから浅い眠りへと導きます。普段の目覚めやすさに応じて、振動の強さが調節可能です。
「気持ちよく眠っていたのに、うるさい目覚まし時計で叩き起こされ、朝からしんどい」という思いは、あなただけでなく、あなたより起床時間が遅い同居家族もしているかもしれません。振動のみで起こしてくれる端末があれば、同居人の一日の始まりに気を遣わずに済みます。
米国民向けのプロジェクト、配送は来夏
近い将来、人々の朝に欠かせない存在になっているかもしれない「SilentWakeUp」の先行販売プロジェクトは2.8万ドル(約370万円)を集めました。ただ配送先が米国に限られていなければ、もっと支援額を伸ばせたはず。なお、端末を肌に貼るためのパッドは半年分付いています。
端末の配送完了は23年8月予定です。プロジェクト終了から配送完了まで10カ月も空くと、クラファンあるあるかもしれませんが、支援したことを忘れる人が続出しそうです。
<参考元>Kickstarter
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