フォルクスワーゲンの子会社で、チェコの自動車メーカー「シュコダ」は、FIA R5クラスのラリーマシン「シュコダ ファビア R5」がFIAの認証を得たことを発表しました。
シュコダの最新ラリーカー
チェコを中心として欧州全域 で、15ヶ月間に10,000kmもの実走テストを経てテストをクリアしたファビア R5は、最高出力およそ265psを発揮する排気量1.6L4気筒ターボエンジンと5速シーケンシャルトランスミッションを採用。
車輌重量をレギュレーションの下限丁度の1,230kgとするなど、市販車をベースにFIAのR5レギュレーションに則った改造が施されたラリーコンペティションモデルである。
激戦のFIA-R5クラス
FIAのR5レギュレーションは、1.4~1.6Lの4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載した4WD車で、最低重量は1,200㎏、年間最低生産台数は2,500台となっており、ファビア R5はこの基準を全て満たしていることをFIAが認めたということです。
ライバルには「フォード・フィエスタ」、「シトロエンDS3」、「プジョー208 T16」など強豪が揃っている。
シュコダは2014年に「ファビアスーパー2000」でFIAアジア·パシフィックラリー選手権でドライバーズとマニュファクチャラーズタイトルを獲得し、また5つの国立のタイトルを獲得している。
これまで使用していた「シュコダ ファビアスーパー 2000」から変更されるファビア R5は、4月24日にチェコで開催される「Rallye Sumava Klatovy」で初戦を向かえることになっている。
参照元:TopGear
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