アシスタントロボット、介護ロボット、ヒューマノイド。ここ数年でロボット技術は劇的に進化し、ホテル、病院、レストラン、そして家庭へとロボットたちは活動の場を広げています。
そして今回新たに登場したのが「Buddy」と呼ばれるロボット。Buddyはその名のとおり「仲間」的存在のロボットで、自宅を守るセキュリティロボット、家事や用事をそつなくこなしてくれるアシスタントロボット。そして家族の一員として癒しパワーをも秘めたスーパーオールマイティソーシャルロボットなんです。
様々なモード設定で次から次へとタスクをこなすスマートロボット
BuddyはWi-FiもしくはBluetoothでインターネットにワイヤレス接続してスマートロボットとして大活躍してくれます。
Buddyには様々なモード設定が用意されています。例えばバトラー(執事)モードでは、Buddyがあなたのために物を拾ってくれたり掃除をしてくれます。ガードモードでは、家の中に危険がないかパトロールしたり、あるいは認識できない顔などを察知したり。
皆が多忙な現代社会では家族間のコミュニケーションもなかなかとれません。そんな忙しい家族のために、Buddyがメッセンジャー役を担ってくれます。
テキストメッセージをBuddyに送ることでスピーチメッセージに変換して家族に知らせてくれたり、逆にスピーチメッセージをBuddyに伝えれば外出中の家族にテキストメッセージを送信してくれます。
カレンダー機能、アラーム機能、ゲーム機能、会話機能となんでもござれ!
それぞれの家族メンバーのスケジュール管理はもちろん、重要な予定を知らせてくれたり、子供の遊び相手にもなってくれます。かくれんぼをしたり、知育ゲームをしたり、そしてなんとITの先生としてベーシックプログラミングまで教えてくれるというからスゴイ!
そのキュートなルックスも手伝って、家族の身の周りの世話をしてくれる有能ロボットというだけではなく、本当の家族や友達のような気持ちにさせられますね。
現在Indiegogoで資金調達中ですが、資金調達開始日が終わる頃には目標金額である10万米ドルを達成していたというから、Buddyに対する世間の注目度がどれだけ高いのかが分かりますね。
気になるお値段は、クラシックバージョンのBuddyにツールキットがついて早期販売価格で549米ドル(送料別)となっています。え、思ったよりも安い、と思った方多いのでは?
90年代後半にアイボという犬型ロボットが流行りましたがおよそ20万円はしてたのではないでしょうか。549米ドルでBuddyほどのロボットが手に入る時代になるとは・・・想像もできなかったことです。
機能性が非常に高い働き者のBuddy、ぐーたらな筆者よりも良き主婦・良き母として活躍すること間違いなしです。もし我が家にBuddyがやってきたら筆者は用なしになってしまいそうでちょっと怖くもありますが・・・
一人暮らしの静かで平凡な暮らしにパッと花を添えてくれたりもしそうですね。なんだかごく近い未来の家族の形が見えたような気がします。
参照元:psfk, Buddy (Indiegogo)