【前編】に引き続き、もしかしたら人生を変えてくれるかもしれないソクラテスの名言や格言をご紹介します。
9. 人生は固定化されたものではなく、常に変化し続けるもの
「自分が欲するものを手に入れられずに苦しむ。自分が欲しないものを手に入れても苦しむ。自分が欲するものを手に入れたとしても人は結局苦しむのだ。なぜなら、それを永遠に自分のものにしておくことはできないからだ。
人の頭脳は、変化や痛み、そして生と死という拘束などから解き放たれたいと思っている。だが、変化は法則であり、いくらうわべを飾ったとしても現実を変えることは不可能だ」
10. 自分が好きなことをして忙しくあれ
「多忙な生活の不毛さに気をつけよ」
11. 世界に目を向けること
「われアテネ人にあらず、ギリシャ人にあらずして世界市民なり」
12. 他人に考えてもらわず、何事も自分で考えること
「自分を知るには、自分の頭を使って考えよ」
13. 慌てて友人関係を築こうとしないこと
「友人関係はゆっくり育め。だが友人関係を築いた後はその関係は不動のものとし、そしてその関係に忠実であれ」
14. 言葉に気をつけよ
「誤った言葉はそれ自体が悪しきものというだけではなく、魂にすら悪影響を及ぼすものだ」
15. 誤りに誤りを重ねても正しくはならない。良い意図をもって悪に立ち向かえ
「怪我を負わされた者は他人に怪我をさせてはならない。不正を不正で返すのは正しいことではない。いかなる仕打ちを受けたとしても、し返しとして怪我をさせたり不正を行うことは正しいことではない」
16. 魂は不滅である
「全人類の魂は不滅だが、正しき道を行く人の魂は不滅かつ神聖である」
17. 沸き起こる好奇心を決して抑えないこと
「驚きは英知の始まりである」
なるほどと思うことや、頭の中では分かっているけれどもなかなか実践できずにいることもあったのではないでしょうか。
数多くあるソクラテスの名言・格言から何か一つでも自分の支えとなる言葉を見つけて、くじけそうな時や人に優しくなりたい時、そして自分磨きを始めたい時にふと思いだしてみてはいかがでしょうか。
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