米コロラド州発、単独で火起こし道具の機能を備える革紐ネックレスの改良版「Spark」の先行販売キャンペーンが今夏、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で2154人から11.7万ドル(約1580万円)を集めて成立しました。
ペンダントでコードストッパーをこすると火花が
「Spark」は本革の紐、ペンダント型ファイヤーストライカー、コードストッパー型ファイヤースターターからなります。革紐ネックレスを外し、鋼鉄より硬いセラミックのストライカーを持ち、削りやすく配合されたフェロセリウムのスターターをこすると、超高温の火花を出せます。
旧型よりストライカーがより大きく、より鋭利になった「Spark」は火花を出す以外にもさまざまな使い道があります。段ボールを開けるなどの日常的作業、木を削る・バリ取りをするなどの職人的作業にも使えますし、車内に閉じ込められた時は窓ガラスを割って脱出することも可能です。
研ぎ道具付きタイプも用意。リワードにも注目
「Spark」には通常版の他に、ウェアラブル火起こし道具にペンダント型の研ぎ道具まで付いたタイプ(Viking)も用意されています。Vikingは3種類の研ぎ部分を有し、何かを研ぐのが好きな人にはうってつけのアイテムです。火花を出すストライカーはペンダントの中に隠れています。
「Spark」の先行販売キャンペーンはオプションのリワード(お返し)も充実しています。消耗品のスターターパックはもちろん、火口(ほくち)として使えるカードなども用意されています。火を起こせるネックレスを首に付け、火を大きくできるカードを財布に入れておくと、何かと便利そうです。
<参考元>Kickstarter
この記事をシェア