ボーリング型のロボットと聞くと、機動戦士ガンダムに登場した「ハロ」を思い出してしまう。現実の世界に登場する時代が来るのか?と思っている人も多いだろうが、現状はなかなか難しい模様だ。
しかし、ハロを参考にしたと思われるボーリング型人工衛星が登場した。「SPHERES(スフィア)」である。既に無重力空間でのテストが行われているようで、今後宇宙でテストされる見通しだ。SPHERESはProject Tangoというスマートフォンと連携する事で、国際宇宙ステーション内で自立運動が可能となる。
宇宙空間をより細かく把握する事が可能
小型人工衛星SPHERESを活用する事で、宇宙空間をより細かく把握する事が可能となる。ひょっとすると、宇宙人の発見にも一役買うかもしれない。テストでは通常のカメラでは見る事の出来なかったアングルでの撮影に成功しており、今後が大いに期待されている。
残念ながらハロのように自ら喋る事は出来ないが、宇宙で人間を補助する役割である事は間違いないようだ。SPHERESは今夏に宇宙に打ち上げられる予定だ。見せてもらおうかSPHERESの性能とやらを。
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