湖水浴場・公園・フェス会場に出かける際、貴重品の置き場に頭を悩ませなくて済みます。ドイツで生み出された、芝生に埋めるタイプのポータブル貴重品保管庫『スピンセーフ(Spinsafe)』商品化プロジェクトが7月、米クラウドファンディングサイト「インディゴーゴー」で公開されました。
手荒に開けようとすれば、けたたましい警告音が。
『スピンセーフ』は芝生にねじ込むスクリュー杭、貴重品を守る円錐型の覆いからなります。まずスクリュー杭上部に埋め込まれた細長い棒をハンドルにし、スクリューを芝生にねじ込みます。その上に財布・スマホ・鍵などを置き、細長い棒を貴重品の支えとして立てます。後は棒ごと円錐型の覆いをかぶせ、棒先端の穴にダイヤル式南京錠を通せば、貴重品保管庫の施錠完了です。
もし『スピンセーフ』の中にスマホを入れるなら、あらかじめ専用アプリをダウンロードしておくと良いでしょう。アプリは誰かが手荒に開けようとすれば、スマホのスピーカーからけたたましい警告音を鳴り響かせ、あなたや周りの人に異変を知らせてくれます。泥棒は大きく響く警告音に面食らい、その場から逃げ出すしかありません。
砂浜にねじ込む貴重品保管庫プロジェクトに繋がるか。
湖で泳いだり、公園で遊んだりしている間に泥棒から貴重品を守ってくれる『スピンセーフ』。その商品化を目指すプロジェクトは7月26日現在、目標額の25%に当たる2500ユーロ(約32万円)を調達しています。今回のプロジェクトが成立すれば、より多くの需要が見込めそうな、砂浜にねじ込めるポータブル貴重品保管庫の商品化プロジェクトが動き出すかもしれません。
参照元:INDIEGOGO
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