私はこのSpringBreak社の「White Party Wood Watch (ホワイトパーティウッドウォッチ)」を見ると、正倉院の校倉造を思い出してしまう。木材を組み合わせて積み上げた壁は、一つ一つの木材が湿度の変化によって収縮することにより、室内の湿度を一定に保つ。これによって中に保存されている宝物は未来永劫完全な形のまま保存されるのである。
このWhite Party Wood Watchも校倉造のようにカエデの木を組み合わせて作られている。maple(カエデ)はカナダの国木であり、白っぽい色合いと木目が非常にエレガントである。ちなみに、香ばしいメイプルシロップはこのmapleを煮詰めて作られる。そんな甘いマスクを持つWhite Party Wood Watchである。
カジュアル全般にマッチするが、ことのほかホワイトのタキシードに合わせると腕もとが光り輝く。パーティの席上では、この時計を目にする人々が口々に「oh! cool」と驚きの言葉を発することだろう。サイズは46mmとやや大きめだが、女性が身に付けても十分coolである。時代はエコである。腕時計もエコ感を出してみたい。
ビジネスで使用するメタルなWatchと、オフで使用するWhite Party Wood Watchをきちんと使い分けることのできる男になりたい。
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