これまでにも自動車メーカーとゲームプレイヤーに、バーチャルなレース空間を提供してきた 「ビジョン・グランツーリスモ」。
今度はFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の高性能車開発部門SRT(ストリート・アンド・レーシング・テクノロジー)が人気のゲーム「グランツーリスモ6」に登場する「SRT トマホーク ビジョン グランツーリスモ」のティザー映像を公開しました。
20年先の未来は2590馬力!
映像では減速時に甲虫類のようにエアブレーキを開く姿が印象的なSRT トマホーク ビジョン グランツーリスモですが、20年先の未来を表現しているとされるこの車は、ガソリンエンジンと空気によるハイブリッドとされ、V型10気筒7.0Lエンジンをミッドシップに搭載し後輪を駆動。
前輪は圧縮空気を駆動力とする空圧パワーユニットが接続されているらしい。 その合計システム出力はなんと2,590馬力を設定しています。
入門用も用意している優しさもある
そのあまりのパフォーマンスに扱い辛さを感じる初心者もいると想定され(そりゃそうでしょう)、1007馬力の入門用マシン「S」、1450馬力の中間グレードの「GTS-R」、そしてパワフルな2590馬力の「X」と、プレーヤーのレベルに合わせた3つのグレードを用意しています。
バーチャルもいいけどリアルな仕事も頑張ってね
毎度この「ビジョングランツーリスモ」に登場する開発者のみなさんの真剣で熱心な取り組みには頭が下がる思いですが、本業のリアルな自動車開発でも同じように力を注いでほしいと願わずにはいられません。
参照元:YouTube
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