天井から垂直に釣り下がる摩天楼のシルエットをしたシェード。さながら氷の世界を彩るつららのようでもある。人工的であるのか、自然への敬意を払っているのか微妙なバランスが灯りと共に緊張感を醸し出す。
意外や理にかなっているシェードである
デザイン性はもちろんなのだが、実はこれLED電球のカバーなのである。正式名称である「Stalaclights(さかさま摩天楼ライト)」とはデザイナーがひらめいた造語である。だがそのひらめきがちょっとしたシャレによって煌めきになったのである。
むき出しのLED電球にかけてやるだけで天井からそびえ立つ…じゃなかったそびえ”下がる”摩天楼が輝く。LEDライトは点灯してもほぼ熱を発しないなので、このように覆ってしまっても問題はない。
しかも伸縮性のあるカバーのため、電球のサイズはほぼ問わないいわゆるワン・フィッツ・オールの使い勝手のよい仕様となっている。
それにしてもクライスラービル、エンパイアステートビルなどそのデザイン性の高さに改めて気付かされる。ただしStalaclights、先端恐怖症気味の人にとってはちょっと苦手かもしれない。
参照元:Stalaclights
この記事をシェア