賢人の知恵だと思ってずっと信じ込んでる食品に関するライフハックは、実のところまったくのデマだったなんてことも!昔から存在してなかなか無くならない、神話の嘘を見破っていこう。
神話1:木製のまな板にはバクテリアがウジャウジャ
生肉のバクテリアが一度付着すると木製のまな板から取れないので、プラスチック製が安全という話。バクテリアは付着後木の内部に入って死滅するので、木製のまな板でも安全性に問題はない。
神話2:パスタを茹でるとき、塩を入れると早く茹で上がる
少しでも沸点を変化させるには大量の塩が必要とされ、その状態で茹でられた食品など食べられたものではない。塩を入れる理由は、パスタに塩味をつけるため。
神話3:脂肪分は摂らない方が良い
人間が健康的に生きるためには、良質の脂肪分が必要。アボカドやナッツなどヘルシーな油を摂取する利点については、最近だんだんと知られるようになってきている。
神話4:骨の健康にはカルシウム満点の乳製品
カルシウム=乳製品だと考える人は多いが、骨の健康にはマグネシムなど他の栄養素も必要。さらに最近の研究者らはカルシウム摂取に乳製品をまったく勧めておらず、反対にケールやチンゲン菜などを推奨している。
神話5:グラス8杯の水を毎日飲むべき
実際に医師にそう伝えられた人も多いのでは?しかしこれはソーダなど不健康飲料水の撲滅キャンペーンに基づくもので、誰かしもが水を8杯飲むと健康でいられるというわけではないようだ。
神話6:塩分の多い食品=塩辛い食品
塩分控えめ生活を心がける人が気をつけたい点が、内部に隠れた塩分を舌は認識してくれないということ。ダンキンドーナッツの甘いコーンマフィン1個と、マクドナルドのチキンナゲット9個に入る塩分の量は同じ。
神話7:夜8時以降に食事をすると確実に太る
この言葉は、夜12時頃に就寝する一般的な生活を送る人のためにある。睡眠時はメタボリズムがスローになりそれが原因で太ってしまうからだ。反対に夜遅くまで仕事をする人は、時間を考えて夜遅くの食事をするべき。
神話8:ワイン=体にいい、ビール・酒=体に悪い
ワインには抗酸化物質が豊富に含まれるので、体にいいと言われる。しかし体にいいのはワインだけではなく、どのようなアルコールでも適量だと体内の良質コレステロール値を上げるヘルスベネフィットがある。
最近特にこのような「実はこうではなかった!」なんて研究発表が多すぎ。巷に情報が溢れ、何が本当で何が嘘なのかわからないようになってしまっている。とりあえず、何事もすぐに鵜呑みにするのはよくないということか。
参照元:life hacker