アベノミクスのおかげか、日銀の異次元緩和のおかげか。大企業中心ではあるもののここ数年でようやく景気が持ち直してきた。今夏のボーナスは平均で約100万円。使い道は人によりけりだがここで一つアドバイスを贈りたい。それは「安易に貯金するな!」という言葉である。
金は自己投資せよ
成功した経営者や大物というのは総じてみみっちくないものである。つまりチマチマと貯金なんぞしないのだ。無論、ドブに捨てるような金の使い方はしないが自己投資に関しては金に糸目はつけないのである。
例えばサラリーマンの戦闘服であるスーツなど、値は張るがしっかりしたものをオーダーすれば着ているだけで気持ちが引き締まる。
また、自分の視野と仕事の領域を広げるために様々な人とコネクションを結ぶことも大切だ。そのための交際費もケチケチしないでガバッと使っていきたい。
お金には二つの種類がある。一つはストック。つまり貯金のことだ。そしてもう一つがフロー。これは毎月入ってくる収入を意味する。現役世代、しかもまだまだ働き盛りのあなたは貯金のことなんぞ考える必要はない。
とにかくフローを増やすことだけに集中しよう。フロー(お金の流れ)を大きくするためには自分からどんどん金を使って攻めまくらなければならない。あなたが止まればフローも止まる。前へ前へ進み続けることこそがあなたに大きなお金の流れを与えるのだ。
断崖絶壁で挑む!落ちた時のことは考えるな!
攻めて攻めて攻めまくる。それはまるで断崖絶壁を背に戦っているようなものだ。失敗すれば転落。最悪死んでしまうことになる。だが止まることもまた死を意味する。過酷なようだがこれが現実。楽して勝者にはなれないのである。
平々凡々と小さくまとまる人を批判するつもりはない。しかし、サラリーマンとして、社会人として、今この世の中で頑張っている人達は全員が勝者となる資格を持っている。
勝ちたければ守りに入るな。断崖絶壁の精神で自己投資を続けよ。気づけばきっと夢に見た高みに到達していることだろう。
参照元:IT Media