見栄えの悪さが指摘されるソーラーパネルをインテリアに上手に組み込みたい人は必見。オランダ発、太陽光を利用したおしゃれな屋内照明「Sunne」の商品化プロジェクトが今春、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
明かりの色は3種。どの色もムーディーな空間を演出
「Sunne」は、太陽光を電気に変換する太陽電池、その電気を貯蔵する蓄電池、電気を光に変える屋内照明が一つになったスグレモノです。スケートボードの板のような形状の照明は、窓の上に穴を2カ所開け、2本のスチールワイヤーを使い、手が届く位置に吊るして使います。太陽光を1時間集めると、ムーディーな明かりが1時間灯ります。連続点灯時間は最長14時間です。
この窓際に吊るす屋内照明の点灯・消灯、明かりの色の変更は本体のボタンかアプリで操作することになります。LED光の色はサンライズ(薄い紫色)、サンライト(温かみのある黄色)、サンセット(鮮やかなオレンジ色)から選ぶことができ、どの色もおしゃれな空間・雰囲気づくりに一役買います。アプリでは太陽光の集光具合や照明のバッテリー残量などを確認できる予定です。
部分的な自給自足生活を送れるようになる日は近い
コンセント不要の屋内照明「Sunne」商品化プロジェクトは目標金額の倍に当たる12万ユーロ(約1600万円)以上を調達しました。「この照明は田舎を連想させる自給自足生活と都会を連想させるおしゃれな暮らしが両立する可能性を示している」と言い切るにはまだ早いでしょう。しかし、わざわざ引っ越さずに部分的な自給自足生活を送ることは、もはや夢物語ではありません。
参照元:KICKSTATER
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