サーフィンの歴史は、古代ポリネシア人が漁の帰りにボートを用いて、木製の板に乗るようになったのが始まりだと言われている。しかし、ヨーロッパ人が移住すると、ポリネシアの文化は野蛮だとみなされ、サーフィンを禁止しサーフボードを焼いてしまったそうだ。その後は、オシャレなマリンスポーツとして世界で定着した。
日本でも海岸線を大きなサーフボードを担ぎながら歩くサーファーの姿を目にする。しかし、担ぐ姿はかっこよく見えるものの、担ぐほうとしては重く、邪魔である。
そんなサーファーたちのために開発されたのが「サーフボード・トレーラー(Surfboard Trailer)」だ。簡単に言えば、サーフボードに取り付ける車輪だ。ただ車輪を付けただけではなく、ベルトが付いており、ボードに装着する。これにより、ショルダーバックのような要領で引っ張りながら歩くことが出来るのだ。
なんとも単純明快なサーフボード・トレーラー(Surfboard Trailer)だが、単純ゆえに誰も思いつかなかった発想だ。サーフボードの上に荷物を撒きつけておくことも可能で、トラックの荷台のように有効利用することも出来るのだ。
海の男の新たなアイテム、サーフボード・トレーラー(Surfboard Trailer)。タイヤが付いたから、もう持ち運びで疲れることがないのである。「I’m Tired」と愚痴をこぼすこともなくなるのだ。
この記事をシェア