グリーンのスパイクはきらきらひかる。『スワロフスキー・スタッド・ブーツ(Swarovski-studded boots)』は、あのスワロフスキーのクリスタル・ガラスが散りばめられた特注シューズだ。自らのイニシャル、背番号、クラブのロゴ入りでオーダーしたのはピエール=エメリク・オーバメヤン。フランス生まれのガボン(中部アフリカ)代表選手だ。
常に欧州サッカーをフォローしている人でも、オーバメヤンという名前は馴染みがないはずだ。現在はフランスのASサンテティエンヌ(松井大輔もプレイしていたクラブ)所属の23歳。ポジションはセンターフォワード。テクニックとスピードで勝負するアタッカーのようだ。
近年は欧州チャンピオンズリーグの常連でもあるリヨンとの決戦前。オーバメヤンはチームカラーと同じ色のスワロフスキー・スタッド・ブーツを履いて、ウォーミングアップに臨んだとのこと。
スワロフスキー・スタッド・ブーツの製作にかかった費用は4000ドル(約34万円)。ただ、オーバメヤンはリヨン戦で先発を果たしながらも、勝利に導く活躍は見せられず。なんとも贅沢なスパイクで話題を提供するのもいいが、中位のチームを引き上げる活躍も期待される。
この記事をシェア