海やプライベートプールに持ち込んだら、きっと楽しめることでしょう。掴まっているだけで水に浮き、水中を速く進むことができる電動ビート板『SWIMN S1』の大量生産を目指すプロジェクトが今秋、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されました。
最高時速4km。板を逆に持つと水鉄砲に
『SWIMN S1』の下面には強力なモーターとスクリュープロペラが搭載されています。使い方は簡単。電源ボタンを押し、電動ビート板を持つ両手付近にある左右のボタンを押している間は水中を最高時速4kmで進み、板を傾けると曲がり、サイドボタンから指を離すと止まります。
いくら泳いでも前に進めない人であっても、電動ビート板にしっかり掴まってさえいれば、驚くほど水中を速く進むことができます。苦手な泳ぎが一転して楽しくなることでしょう。導入を検討する学校やスイミングスクールが現れても不思議ではありません。
今回紹介する電動ビート板には他にも水の中で楽しめる機能が付いています。それは強力な水鉄砲です。板の先と手前を逆に持ってボタンを押すと、2つの吹き出し口から水が勢いよく発射されます。ノズルを装着すれば飛距離がアップします。
重さは4kg弱。旅客機の客室に持ち込み可
『SWIMN S1』の重さは3.7kg。ハンドルが付いているので、砂浜やプールサイドまでの持ち運びは難しくありません。遠く離れたビーチリゾートでも新感覚のウォータースポーツにトライできるように、旅客機の客室に持ち込める作りになっています。
香港発の電動ビート板。その大量生産を目指すプロジェクトは北半球が冬に突入するタイミングにもかかわらず、目標の1万ドル(約109万円)をあっという間に調達。泳げても泳げなくても、海やプライベートプールでの時間が楽しくなる商品の購入希望者は180人以上を超えました。一日も早く一般販売が始まることを期待せずにはいられません。