職場における昼休みの会話
部下A「君って宇宙に興味があるかい?」
部下B「今度は宇宙ですか。それはあるさ。宇宙船に乗って、振り返ると青い地球が見える状態で、どこまでも突き進むといったいどこにたどり着くのだろうって考えると眠れなくなるよ」
部下A「そうだね。宇宙といえば無重力。テレビに映し出される宇宙飛行士の象徴的映像は、無重力状態で飛行船の中で宙返りをしたり、宙を泳いでいる食べ物を上手に食べたりする様子だね」
部下B「確かに、僕も一度はあの無重力という空間を体験してみたいよ」
5分間に及ぶ無重力状態を体験できる
部下A「今日は気が合うね。僕も無重力を体験してみたいとかねがね思っていたんだよ。そして、その無重力を体験できる計画が発表されたんだ。Swiss Space Systemsによって計画されている「ZeroG」だ。ZeroGつまり無重力。いいネーミングだ。
ZeroGは、航空機エアバスに乗って飛行することによって体験することができるんだ。上空3000mでエアバスを急上昇させ、今度は逆に急降下させるんだ。いわゆる放物線飛行ってやつさ。放物線の頂点に達する前後で20秒前後の無重力を体験することができるんだ。
約2時間の飛行時間中に15回の放物線飛行を繰り返すようだから、合計すると300秒、約5分間にも及ぶ無重力状態を体験できる。この5分間で、日本人宇宙飛行士である毛利さんや若田さんと同じ体験をできる。考えただけでも鳥肌が立ってくるよ」
ZeroG 世界ツアーはアジアからスタート
部下B「どうやらZeroGの世界ツアーの予約は始まっているようで、2015年から日本をはじめとするアジア諸国から順次世界各国を回っていくようだよ。費用は30万円前後からあるようだね。もしかして君はZeroGの搭乗予約チケットを手に入れたわけじゃないだろうね!」
部下A「ふふふ。Swiss Space Systems「ZeroG」。素晴らしい!」