インターネットの閲覧データを勝手に収集されたくない人にオススメ。ネット接続中のセキュリティを強化しつつ、プライバシーも保護するハードウェア『サイファー(Syfer)』の先行販売プロジェクトが10月、米クラウドファンディングサイト「インディゴーゴー(Indiegogo)」で公開されました。
PCだけでなく、セキュリティカメラやスマートTVも守る。
手のひらサイズの『サイファー』には閲覧したデータを暗号化し、プライバシーを守る機能が備わっています。暗号化することで、ネットユーザーのプライベートな情報を収集・販売する企業やインターネットサービスプロバイダーにオンライン上での行動を追跡させないのです。ウェブブラウザをプライベート・シークレットモードで開く場合と違い、プライバシーは完全に保護されます。
『サイファー』はAIと機械学習を活用し、潜在的な外的脅威を積極的に検知します。セキュリティ対策に活用される脅威インテリジェンスはリアルタイムでアップデートされ、ホームネットワーク内のPC・スマホ・タブレットを脅威(ウイルス、ランサムウェア、フィッシング、ハッキング)からしっかり保護。更にセキュリティカメラやスマートTVなどのIoT機器もハッカーから守ります。
デザインはザハ・ハディド氏の作品にヒントを得た。
米国発の『サイファー』先行販売プロジェクトは11月8日現在、目標額の3倍以上に当たる11万4000ドル(約1300万円)を集めています。デザインは建築家ザハ・ハディド氏の作品にヒントを得たもの。おしゃれで洗練されたデザインのセキュリティ機器を1年使いたい場合は99ドル(約1万1000円)、生涯使いたい場合は199ドル(約2万2000円)のコストがかかります。
参照元:INDIEGOGO
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