「コップを使うことなく、洗面所・キッチンの蛇口から出る水道水を噴水のようにして飲める」という触れ込みです。オーストラリア発、蛇口の吐水口に取り付け、下に落ちる水を上向きに流せるようになるグッズ『Tapi』がAmazonでロングセラーになっています。
吐水口に装着しても、普段通りに水を使える
『Tapi』には3つの口がありますが、蛇口の吐水口に装着すると、空いている口は2つになります。そのまま蛇口のハンドルを回して水を流すと、何も取り付けていない時と同様、下方向に空いた口から水が出ます。その口を親指と人差し指でギュッとつまめば、上方向に空いた口から水が噴き出るので、コップや手を使うことなく水を飲んだり口をすすいだりできます。
キッチンの蛇口の吐水口に取り付ければ、普段と同じように水を使いつつ、喉が渇いた時には水をサッと飲めるようになる『Tapi』。ゴム製のグッズによる飲み水の噴水は子供を楽しませることができそう。また、学校で蛇口のパイプを上にひねって水を飲んだ経験がある人は昔を思い出すかもしれません。
世界中の購入者の評価が二分されている理由
Amazonでロングセラーになっている『Tapi』ですが、世界中の購入者の評価は二分されています。低評価の主な理由は「蛇口の吐水口にフィットしなかった」。水道水を飲みやすくするグッズを生み出した豪Dreamfarm社は「吐水口の直径が1.6~2.6cmの範囲内で、パイプの長さに0.7cm以上の余裕があれば装着可能」と自社サイトで説明しています。
蛇口の吐水口に口を付けることなく水道水をサッと飲めるようにするという発想は素晴らしいだけに、少なくない数の人が購入を後悔している現状は残念と言わざるを得ません。水栓メーカーとがっちりタッグを組み、進化版『Tapi』と呼ぶべき、多種多様なグッズの出現に期待したいところです。
参照元:Dreamfarm