漫画ドラえもんの出す道具の中で一つだけ手に入るとしたら何が欲しい?と聞かれることがあります。どこでもドアは便利ですがあると運動不足に陥ってダメ人間になりそうです。タケコプターは高所恐怖症の人には厳しいし、飛行機とニアミスしたら・・と考えると恐怖です。
私は翻訳コンニャクが欲しいなあと思います。しゃべるだけで様々な国の人とコミュニケーションをとることができるですから、こんなに便利な事はありません。様々な国の女性とコミュニケーションを取ることができて、かなりムフフです。
その夢を叶えるプロジェクトが進行中です。googleとマイクロソフトが共同で開発している「リアルタイム翻訳プログラム」です。翻訳システムは現在他社でも出回っていますが、このリアルタイム翻訳プログラムが他と違うのは「自分の声」でコミュニケーションが取れることにあります。わけのわからないネーチャンの声でコミュニケーションをとる必要がありません。
まずシステムに予め自分の声と喋り方を1時間程度かけて入念に登録します。後は会話をするだけ。プログラムが音声を認識し、話したい言語にあなたの声で通訳してくれます。 デモを見ていただければわかると思いますが、本当に自分が外国語を話している感覚です。
リアルタイム翻訳プログラムは現在プロトタイプです。これから改良が図られ、最終的にコンニャクになる・・のはムリかと思いますがスマホにアプリとして実行させたり、携帯型の翻訳プログラムが販売されたりと実用化されれば、国境を越えた付き合いが楽しめそうです。1時間もプログラムに向って話しかけるのは面倒なので、そのあたりが要改善箇所と言えるでしょう。
発売されれば、藤子・F・不二雄先生も驚く大変な開発となりそうです。(デモビデオはこちら)
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