2011年と言う年は日本にとっては未来永劫語り継がれる一年となった。世界的に見ても災害の多い一年で、暗いニュースが多かった。暗い一年ではあったものの、技術力やテクノロジーは確実に進歩を遂げた一年でもあったのだ。2011年の技術革新を振り返ってみよう。
インテルが量産、導入を発表した3Dトランジスタ。トランジスタの考え方を根本から変える大きな革命だった。この3Dトランジスタによってリーク電流の抑制や使用電力の低減、速度の向上など飛躍的な技術革新が期待できる。
私たちの生活を支える燃料もガソリン依存からの脱却をテーマに様々な合成燃料が開発された。その中でも海藻からバイオ燃料を創造することに成功したのは革命的であった。化石燃料や太陽電池での飛行など燃料についての技術は今後も進んでいくと思われる。
宇宙開発の分野ではNASAが地球に極めて近い惑星を発見した。生命に必要な液体である水を有している惑星でケプラー探査機が発見したケプラー22bだ。温室効果が存在していれば気温は平均22度だと言う。ケプラー22bには人間に似た生命体が存在していても不思議ではない。また将来的にケプラー22bに人間が移住することが出来るかもしれない。人間にとって革命的な発見になるかは今後に注目したい。
2011年は様々な分野で技術革新が進んだ年であった。我々人間は2011年の出来事を絶対に忘れてはならない。しかし逆境の中でも着実に人間は自分たちを助ける技術を開発させているのである。2011年に生まれた技術が人類の生活に革命をもたらす日はすぐそこだ。
2012年も頑張ろう!日本!
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