十代の若者は勢いがあり、無知であることを武器にできる。それ故に、大人では思いつかないようなことでもすぐ行動にうつし、案外しっくりやりこなしてしまうことも。ここニューヨークにもやってきた。勢いとやる気、そして確かな自信を持った15歳の少年が。
カリフォルニアで育ったフリン・マックゲリー (Flynn McGarry)はNew York Times Magazineに目を付けられ、最新のフード号で表紙も飾った。そんな彼の挑戦は、ニューヨークで一人前150ドル(約1万5千円)の食事を提供すること。2夜のみのポップアップレストランとなるが、話題性は十分。
若者は理想を現実とできるか
両親の料理を手伝いながら、料理本や料理番組にて料理について全てを学んだという。「17歳になったらニューヨークに移住して、Eleven Madison Park(予約の取れないことで有名なニューヨークの高級レストラン)か何処かで、おそらく1年か1年半くらい働いて。19歳までに自分のレストランを構えたい」。
New York Magazineに語った彼の発言は、15歳の普通の少年であることが垣間見える。5月19日と20日にお目見えとなるフリンの期間限定レストラン。事前のチケット制で、150ドルの食事コース料理以外にワインやノンアルコールドリンクも提供(20〜60ドル)。
歳がいくつであろうが、どんな過去を持っていようが、腕のあるものはきちんと認められる、ニューヨーク。果たしてどれくらいの人々が賞味し、どんな批評を受けるのだろう。どちらにしても、今後の彼の運命を大きく変える日となるに違いない。
記事元:GIGAMEN
参照元:Dining with flynn
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