読者の皆さんは週何時間働いているだろうか。残業が全くない人ならば大体40時間位だろう。忙しい会社になると60時間、あるいはそれ以上の労働を強いられている事だろう。
昨今の不況で労働時間は多くとも賃金が安いのは当たり前になりつつある。年俸制と称し残業代を全く支払わなかったり、月給制でも残業代を支払わない労働基準法違反の企業もザラにあると言われている。そんな人生を送るために生まれてきたのか・・・。
そんなサラリーマンの方に読んで欲しい本が「「週4時間」だけ働く。」と言う本だ。著者はティモシー・フェリスで、彼は週4時間しか働いていないのにも関わらず月500万円稼ぐ実業家で、自らを今までのリッチとは違う、「ニューリッチ」と称している。
ニューリッチとは自由と金を両方手に入れた人間だと言う。確かにいくら金があっても自由がなければ幸福度は半減する。年収2000万円で忙しく働いている人よりも、年収500万でも自分の自由を手に入れている人間のほうがはるかにリッチだ。これを彼はニューリッチと名づけたのである。
なぜ我々は会社に行くのだろうか?会社に行かなくてもお金を稼ぐことは出来ないだろうか?通勤時間は無駄ではないだろうか?今の仕事は自分に向いているのだろうか?自分のやりたいことだろうか?
こういった無駄を徹底的に省き、自分のやりたいこと、得意な事を行うことで稼ごう!既存のルールや常識をぶち壊そう!というのがこの「週4時間」だけ働く。のコンセプトだ。
日本人には「夢」にも聞こえる内容だが、仕事を辞めて一歩踏み出してみたい!と思う人には大いに参考になる本だ。自分を変えてみたい!と言うあなたに是非。
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