ロレックスは、男なら人生一度でも購入してみたい高級腕時計。派手な広告を出す必要もないので、あまり知られない歴史的逸話も多い。男のロマンをくすぐるような話は、知るともっと欲しくなってしまうかもしれないのでご注意を。
スイスのブランド、発祥の地はイギリス
1905年ロンドンにて、ドイツ移民のハンス・ウィルスドルと彼の義兄がスイス製部品をイギリス製の時計ボディーに入れ替え販売する事業を開始。3年後にはスイス支社にて自らのブランド製作を開始、1919年には第一次世界大戦勃発による税金回避のため本社をジュネーブに移す。
「ロレックス」の意味は?
フランス語で「素晴らしい時計」の意味という説もあるが、正式回答は得られていない。しかしウィルスドルによると、短くて、時計のロゴとして見栄えがよく、どの言語でも発音できる名前にしたかったそう。
第二次世界大戦と密接な関係にある
第二次大戦中イギリス空軍では、正確で耐久性の高いロレックスを自腹で購入することがちょっとした流行り・憧れに。一方敵軍ドイツは、打ち落としたイギリス人の捕虜や遺体からお宝ロレックスを必死に奪い取っていた。
話を聞いたウィルスドルは、ロレックスを奪われた捕虜らには無償での再贈呈を行なっていた。それは同じ捕虜キャンプにいたアメリカ空軍の間でも噂となり「時計での勝利のごとく、打倒ナチス」と、その後米英両軍でロレックスが勝利のステータスシンボルとなっていった。
エベレストでもマリアナ海溝でも
戦後に行なわれたエベレスト初登頂や、マリアナ海溝深部探検の際にもしっかりと作動し続けたロレックス。それがさらにロレックスフィーバーに火をつけることに。
今でもすべて手作り
ところどころは機械の助けは借りているものの、現在でもすべてのロレックスの時計はスイス人の指によって手作りされている。
一度購入すると一生もの。資産価値があるため、緊急時に役立つ利点もある。毎日しっかりとGigamenを読んで男を磨き、成功したあかつきには腕にキラリとロレックスを輝かせていただきたい。
参照元:Hi Consumption