今回は、LIGOの物理学者でスポークスパーソンのGaby Gonzalez氏が、記者会見の場で公開した重力波の音について取り上げます。
果たして、13億年前にブラックホールの衝突で生じた音は、一体どの様に変換されたのでしょうか。
メディアで聴き易い様に周波数を上げているのかっ!?
まずこの音を聴いた時、太陽から放出された電子が地球のヴァン・アレン帯を通り電離層から降り注ぐ可聴域の電磁波をラジオ等のアンテナで受信した際に、口笛や鳥のさえずりっポイ音が聴こえる現象(ドーンコーラス)を連想しちゃいました。
それ以外では、モールス信号っぽいイメージも当てはまりそうですね。
ただ、マジでモールス信号が送られてきたら宇宙の神秘と言えますが、現状では残念ながらメッチャ可愛い音だネ!とか茶化されて、時空のさざ波と称される重力波のメンツが潰されやしないか心配でなりません。
またパズルゲーム好きの方ならきっと、「ファイヤ~!」「アイススト~ム!」「ダイヤキュ~ト!」「ばよえ~ん!」みたいなセリフもオプションで付けたいと思うのではないでしょうか。
この様に、中二病な先入観で聴いてくれた方の期待を裏切っちゃったかもしれない重力波ですが、ちょっと冷静に考えてみて下さいませ。
もし仮に、重力波の周波数で空気を振動させた時に生じる音は作れても、それって重力波の直接的な音じゃないですよね。
如何でしょうか?お手隙の方おられましたら、ぜひとも解明して頂きたいと存じます!
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