非常に慌しい朝、ひょっとしたら会話をする余裕もないだろう。そんな時の助けになってくれるかもしれないのが「Toast Messenger」だ。食パンが入った特殊なトースターは専用ペンで文字を書くことができ、そのままこんがりやけたトーストに刻まれるのだ。しかも、読みやすいようにはっきりと。
使い道はいろいろある。「忘れ物はないか」「今日は遅くなるから」「あまり飲み過ぎないように」といった伝言から、愛のメッセージまで。ヒミツのことを書いておいてもいいだろう。証拠は胃袋の中に納まるのだから。
デザインしたのはSasha Tsengで、『Toast Messenger』は数年前の構想にあたる。子供向けに絵が描けるトースターがあるように、新鮮味に欠けるかもしれないが、“食べられるメッセージボード”の需要は現在でもあるだろう。どうしても似たような、あるいはまったく同じメニューになりがちな毎朝の食事を楽しいものにできるはずだ。
この記事をシェア