スポーツ関連グッズを販売するナイキが、ニューヨークをベースに創作活動を続ける現代芸術家、トム・サックスと組んで開発した限定コレクション「トム・サックス:ナイキクラフト(Tom Sachs:NIKECraft)」を発表し、話題になっています。
トム・サックス:ナイキクラフトは、マーズヤードシューズ、トレンチ、マーズフライジャケット、ライトウエイトトートバッグの5点からなるコレクション で、写真のマーズヤードシューズが385ドル(約3万円)のほか、それぞれに400ドルから500ドルの値段がつけられています。
注目すべきはその素材。車のエアバッグやヨットの帆、宇宙服といったこれまでスポーツウェアでは使われてこなかった素材を使用ばかり。
ト ム・サックスといえば、マックのバリューセットのロゴをカルチェに換えるなどのパロディなど、シニカルで手作り感もいっぱいのイメージですが、その彼がナ イキのコレクションを手がけるということ自体が面白く、シューズなどはまさにナイキをパロディ化したひとつの作品にも見えてきます。言ってみれば、ナイキ がナイキの海賊版を出したような感じ、でしょうか。これでメイドインチャイナなら最高かもしれません。しかも素材は究極。
トム・サックス:ナイキクラフト、日本での発売は今月25日から。今年3月に「ギンザコマツ」の西館にオープンした「ドーバーストリートマーケット銀座」にて。
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