北欧のスーパーカーメーカーと言えば、スウェーデンを拠点とする「ケーニセグ」がありますが、WEBサイト「カー・スクープ」で紹介しているのは、同じ北欧でもフィンランドで誕生した新興メーカー「トロイディオン」です。
1メガワットだから「1MW」
車名の「トロイディオン 1MW」は、この車が目指すとされる最高出力1メガワット(1341馬力)を意味しています。前輪が200W(268hp)×2 後輪が300W(402hp)×2の合計4つのモーターのみで4輪を駆動するEVカーとなっています。すでに合法的に公道上でのテストも行われているそうです。
プロジェクターライトを用いた丸目風ヘッドライトがレトロ感を表現しているエクステリアは、大人し目のグリルからも、古き良き時代のスーパーカーを彷彿とさせる。コクピットはあっけないほどスッキリしていて、エクステリアほどの完成度が見られない。
EVであるのに液晶ディスプレイひとつなく、まるで60年代のレーシングカーの様なスパルタンで機能的な造りが、「狙い」とすればこれでいいのでしょう。
目指せフィンランドの「ケーニセグ
EVカーにてスーパーカー市場に参入する新興メーカーは数多くありますが、実際に市販化されるのはごく稀です。
4月に行われた「モナコモーターショー(Top Marques Monaco)」でコンセプトカー「1MW」を披露した「トロイディオン」は、はたしてフィンランドの「ケーニセグ」になることが出来るでしょうか。
参照元:Carscoops
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