世界最大の家電イベント「CES2014」においての、CES 2014の試乗映像です。トヨタ「i-Road」は、バイクのような使い勝手と、都市部の渋滞や駐車場の問題などを解消し、さらに大気汚染問題も解決可能な超小型電気自動車、パーソナル・モビリティ・デパイス(PMD)のコンセプトカーだ。
前輪が2輪で後輪が1輪とし、通常のクルマの半分以下のコンパクトサイズで、1回の充電で50㎞程度だが、都市部での活用ということなら十分だろう。ステアリングの方法は、フォークリフトのように後輪を曲げるやりかたで、さらにバイクと同様に車体を傾ける。傾きの角度は車速とハンドルの切り具合をもとにコンピューターが制御しており、バックも可能だ。
試乗はどうだったかと言うと、スラロームも起用にこなし、運転しやすく楽しそうだ。ただ、トップスピードには不満があるようです。(無茶言わないで!)トヨタi-Roadはジュネーブモーターショーでワールドプレミアされ、その後東京モーターショーでもお披露目されている。
トヨタi-Roadその他のスペック 全長2,350mm 全幅850mm 全高1,445mm 1,445mm ホイールベース 1,700mm 最高速度45km/h
最高出力5ps 乗車定員 2名
i-Roadは、この手のコンセプトカーに欠けていたカッコよさは手に入れたと思います。あとは市販を待つばかりですが、現在愛知県の豊田市で「ハーモ」という名称で超小型電気自動車と電動アシスト自転車を利用したモビリティ・ネットワークHa:mo RIDE(ハーモライド)の実証実験を2015年2月まで行われており、トヨタ車体の生産する「コムス」に加えて、i-Roadも2014年初頭に投入される予定だ。
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