原付でもなく、自動車でもない。トヨタが開発した「TOYOTA i-ROAD (トヨタ i ロード)」は全く新しい感覚で走行する事のできる小型モビリティだ。3月に行われたジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらっている。
コンセプトは「コンパクトで爽快なモビリティ」。二輪車のスピーディーでコンパクトな走りと自動車の安定した操作性を兼ね備えたTOYOTA i-ROAD (トヨタ i ロード)は、次世代の自動車に相応しい。もちろん電気自動車であるから、排気ガスや二酸化炭素を出力する事がないのである。
TOYOTA i-ROAD (トヨタ i ロード)の運転方法は基本的に自動車と同一である。さらにはカーブを曲がる場合、二輪車のように体を傾けるとアクティブリーン機構と言うTOYOTA独自のテクノロジーで遠心力に沿った形で車体が傾くよう設計されている。従って運転者は簡単に、そしてダイナミックにカーブを曲がる事ができるのだ。その模様は動画で確認する事が出来る。まるでスキーヤーが山を滑り降りるように軽快にカーブを曲がっている事がわかる。
最高時速は45km/hと若干遅めなのが気がかりだが、安全性を考慮すると致し方ないところだ。TOYOTA i-ROAD (トヨタ i ロード)の市販化は2014年以降になるとの事である。
この記事をシェア