職場における昼休みの会話
部下A「今の時代はエコじゃなくちゃいけないよ。いつまでも石油資源に依存していてはいけない」
部下B「今日はまた崇高な話題で始まりましたね」
部下A「スマートフォンの充電について考えているんだけどね」
部下B「スマホの充電は極めて重大なことです」
部下A「おっ食い付いてきたね。発電でエコといえば、太陽光発電と風力発電が代表格だよね。太陽光発電については、先日ギガメンでSolar Socketsが紹介されていたけど、ソーラーシステムは魅力的だと思うよ」
部下B「それに勝るとも劣らないのが風力発電なんだろ?「Trinity Portable Wind Turbine(トリニティ・ウィンド・タービン)」のことを言いたいんだろう」
風力発電機兼大容量バッテリー
部下A「おい、人の話をつまみ食いするなよ。Trinity Portable Wind Turbineは、USBデバイスのための風力発電システムなんだ。脚を引っ張り出して立てる。3枚の羽根が風を捉えて回転して、これを電力に変換するっていう仕組みさ。
風力でもって15Wの発電が可能で、15,000 mAhのバッテリーでもあるんだ。キャンプなんかには必需品といえると思うね」
上司「エコというのは、エコロジーとエコノミーの意味がある和製英語であることは知っているよね。太陽光発電も風力発電もエコロジーという点では優れているけど、エコノミーという点ではまだまだ発展途上なんだ。太陽光発電は全発電量の0.4%、風力発電も0.5%に過ぎないんだ。原因はコスト」
部下AB「せめて僕たちのスマホの充電くらいは風力発電を使いたいですね」
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